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コンピューター将棋ソフト「tanuki-」シリーズの実験結果を掲載しています。

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tanuki- 2021-06-22 思考ノード数 vs 平均手数

実験内容

  • tanuki- 棋譜生成ルーチンを用い、思考ノード数と平均手数の関連性を調べる

棋譜生成

生成ルーチン tanuki-棋譜生成ルーチン
評価関数 水匠2
1手あたりの思考 思考ノード数 100 ~ 51,200
開始局面 foodgate上の棋譜の24手目までから1局面ランダムに選択し、その局面を開始局面とした
生成局面数 10 万局面
生成条件 対局は打ち切らず詰みの局面まで学習データに出力した

実験結果

思考ノード数 平均手数
100 96
200 93
400 98
800 105
1,600 106
3,200 113
6,400 122
12,800 122
25,600 122
51,200 129

まとめ

tanuki- 棋譜生成ルーチンを用い、思考ノード数と平均手数の関連を調べた。

実験の結果、思考ノード数が増えるに従い、平均手数が伸びていくことが分かった。ただし、ある一定の手数以降は伸びが緩やかになった。これが計測誤差なのかどうかは不明。